2012年12月05日

12月4日 WBA世界バンタム級タイトルマッチ

12月4日


WBA世界バンタム級タイトルマッチ
亀田興毅 12回判定(2−1) ウーゴ・ロペス(メキシコ)


管理人の採点は、115−113で興毅選手の勝利。
薄氷を踏むような判定結果でしたが、ペース自体は興毅選手が終始握っていたと思います。手(グー)

興毅選手は、ディフェンス勘に磨きがかかっていますね。
相手のパンチを受け流すようなボディワークに感心。ひらめき
以前は、ブロックでがっちり受け止めるだけのスタイルでしたが、キャリアとともに引き出しが多くなり、しっかりと進化しています。
さらに、フットワークを大胆に使い、射程距離を完全に掌握していました。
序盤に相手の右ストレートで1度のけぞった以外は、クリーンヒットを許しませんでした。

非常にクレバーに戦いましたが、問題は手数の少なさでしょう。
ノーモーションの単発パンチを何度もクリーンヒットさせ、じわじわと相手にダメージを与えていきましたが、たたみかけることはできずじまい。
手を出さず待っている間に相手がブロックの上からでもかまわず強打を叩き込んできましたので、守勢の時間帯も目立ちました。
そこが僅差の判定になってしまった原因でしょう。
ただし、ロペス選手のパンチ力は世界最高レベルで、一瞬たりともディフェンス意識を緩めることができない展開でした。
相手の実力を考えると、この防衛線を乗り切ってくれたことにまずは安堵です。わーい(嬉しい顔)

ロペス選手ですが、興毅選手のキャリアの中で最強の選手だったように思います。
攻防のバランスが良く、特にパンチ力は素晴らしかったです。
打ち抜く右ストレート、接近際のアッパーの威力にヒヤヒヤし通しでした。ふらふら
最後までクリーンヒットを許さずに凌ぎきった興毅選手を褒めるべきでしょう。
今回は僅差で敗れましたが、再び世界王座を手にする可能性は十分あると感じました。
たとえば、ロペス選手とWBC王者山中慎介選手との対戦など、想像するだけでワクワクします。

そして、興毅選手と山中選手との統一戦は、管理人が最も見たいカードです。パンチ

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2012年07月10日

7月9日 WBC世界S・フライ級タイトルマッチ

7月9日


WBC世界S・フライ級タイトルマッチ
佐藤洋太 12判定(3−0) シルベスター・ロペス(比)


管理人の採点は、117−111で佐藤選手の勝利。
岩手県人の管理人大喜びでした。わーい(嬉しい顔)

実は管理人は、佐藤選手の試合を見たのは初めてです。
スピードがあって手数が多く、攻守の切り替えも非常に速い素晴らしい選手ですね。ダッシュ(走り出すさま)
スウェーの意識が非常に高く、自分が打った後の相手のお釣りをもらわない確実性の高いボクシングに感心しました。
対戦相手からすると、こういうボクシングを崩すのは一苦労でしょう。
難攻不落の王者となる予感十分です。ドコモポイント

コンビネーションで攻め込む場面をもっと作れるようになれば、もっともっと迫力が出てくるでしょう。
ファンとして、さらなる進化を楽しみにしています。グッド(上向き矢印)

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2012年06月20日

6月20日 WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦

6月20日


WBA・WBC世界ミニマム級王座統一戦
井岡一翔 12回判定 八重樫東


いやあ、素晴らしい試合でしたね。ぴかぴか(新しい)
日本初の世界王座統一戦にふさわしい激闘でした。パンチ

管理人の採点は、116−112で井岡選手の勝利。ペン
岩手県人の管理人は、心情的には同郷の八重樫選手を応援していましたが、採点では一切の私情を入れませんでしたし、その機械性が自分の長所だとも思っています。
井岡選手の数多く正確なジャブを取るか、八重樫選手の見栄えするビッグヒットを取るか、非常に悩ましいラウンドばかりでしたが、管理人は、井岡選手のコンパクトで正確なヒットに好意的にポイントを入れました。
見る人によっては、前に出て大きなパンチをヒットさせた八重樫選手のアグッレシブにポイントを好意的につけていたとしてもまったく不思議ではありません。
採点基準のどこにウエートを置くべきか悩むような拮抗した展開で、まさに一進一退の試合だったと思います。on

井岡選手は、本当に欠点の少ない選手ですね。
同級の名王者リカルド・ロペスに匹敵する才能の持ち主だと感じました。
軽快なフットワーク、ビシビシ伸びるジャブとストレート。
フック、アッパーを交えた多彩なコンビネーションもあります。
12回を通じて手数もしっかり出ていました。
そしてディフェンスも非常に堅い。
今日は、八重樫選手の瞬発的な回転力の勢いに押されて強いパンチをまともにもらってしまう場面が何度かありましたが、意外な打たれ強さも披露しました。
不安材料はスタミナとタフネスだと思っていましたが、そんな不安は杞憂でしたね。
完成度の高さを十分に証明できたのではないでしょうか。
この選手を崩すのは極めて困難でしょうね。
まだ23歳とは恐ろしいかぎりです。ドコモポイント

八重樫選手は、序盤早々に左目が腫れてしまったのが非常に痛かったですね。
中盤以降はほとんど左目がふさがり、まともに見えていない状態で戦っているように見えました。
腫れやすい体質なのでしょうか。
それでも、経験を生かした抜群の距離感は健在で、鋭いステップインからの回転の速い強打を決め、何度も井岡選手をぐらつかせていたのはさすがと言っていいでしょう。
ジャブを立て続けにもらってしまったのが今日の敗因だったように思います。
瞬発力とパワーは世界トップクラスであることは証明できたと思いますし、井岡選手との再戦をまた見てみたいと思わせるような好試合でしたね。
決して株が下がるような内容ではありませんでした。
今後の巻き返しは濃厚とみます。
岩手県人として、ますます八重樫選手のファンになってしまった管理人です。わーい(嬉しい顔)

最後に、採点の途中公開というのはいかがなものでしょうね。
他のジャッジの途中経過を聞いて、自分の採点基準を試合途中で変える、いわゆる帳尻合わせが行われてしまっているように感じます。
個人的には、途中公開採点制のWBCルールには反対です。
まあ、ここで反対を唱えたところでどうにもならないわけですが・・・。あせあせ(飛び散る汗)

なにはともあれ、素晴らしい試合を見せてくれた両選手に感謝です。イベント

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2011年12月31日

12月31日 WBC世界ミニマム級タイトルマッチ

12月31日


WBC世界ミニマム級タイトルマッチ
井岡一翔 1回KO ヨードグン・トーチャルンチャイ(21)(タイ)


特にコメントの必要のない、完璧な勝利でした。決定
相手をよく見て、コンビネーションで最適なパンチを当てる勘の良さが際立ちましたね。パンチ
まったくタメージを受けずに試合を終えましたし、次の試合をすぐに見たいと思うのが多くのファンの気持ちでしょう。猫

管理人としては、WBA王者の八重樫東選手との統一戦を是非見たいです。わーい(嬉しい顔)
来年への希望が増す、大晦日の見事なKO勝利でした。モータースポーツ

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2011年12月09日

12月7日 ダブル世界タイトルマッチ

12月7日


WBA世界バンタム級タイトルマッチ
亀田興毅 4回KO マリオ・マシアス(メキシコ)


まあ、誰が見ても文句なしの勝利でしょう。グッド(上向き矢印)

パンチを一発当てるたび、着実に相手にダメージを与え、戦意も奪っていった感じです。
バンタム級王者として、重厚感が一際増したような気がします。
来年へ向け、素晴らしいパフォーマンスをファンに見せつけ、今年を締めくくってくれましたね。手(チョキ)
今回の出来については、多くを語る必要はありませんよね。



WBA世界S・フライ級タイトルマッチ
テーパリット・ゴーキャットジム(タイ) 12回判定(3−0) 亀田大毅


管理人の採点は、116−112でテーパリット選手の勝利。
手数の差が結果として出ましたね。

大毅選手は、階級アップで体がよく動くと自信を持って試合に臨んだようですが、正直単調で緩慢な動きに終始していました。
得意とする真っ向からの打ち合いでも、テーパリット選手の回転の速い多彩な連打に打ち負ける場面が目立ちました。
時折単発の強打を当てて見せ場は作りましたが、接近戦で頭をつけるだけで手を出さない時間が長く、安易に相手に打たせすぎましたね。
守勢にまわる時間が圧倒的に長い展開では、たまに良いパンチを当てる程度ではポイントはなかなか取れません。
手数の少なさは前々から指摘されていることですし、試合を制するための工夫というか、学習能力が足りなかったと言わざるをえないでしょう。
ちょっと厳しめのコメントになりましたが、これは期待の裏返しです。ダッシュ(走り出すさま)
世界に通用するパワーの持ち主ですし、必ず2階級制覇できる選手だと思っていますので、さらなる精進を期待しています。ペン


ダブルタイトルマッチの前には、亀田和毅選手の試合が行われましたが、亀田3兄弟中随一の才能との評判もうなずけるパフォーマンスを見せてくれました。演劇
兄達にはない軽快なフットワークの持ち主で、体重移動も非常にスムーズですよね。
動き自体はすでに世界王者級と言ってもいいでしょう。
バンタム級近辺の階級の世界王者達にとって、脅威の存在であることは間違いありません。
来年中にはベルトを巻いている可能性が高いであろうと管理人は思っています。位置情報

posted by ティト at 00:24| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

10月24日 WBA世界ミニマム級タイトルマッチ

10月24日


WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
八重樫東 10回TKO ポンサワン・ポープラムック(タイ)


岩手県人の管理人は、同郷の八重樫選手を以前から熱烈応援していました。モータースポーツ
かつて、アマチュアではボクシング王国と称された岩手ですが、プロでは世界タイトルに縁がなく、管理人の目の黒いうちに世界王者が誕生するのか不安で仕方がありませんでした。あせあせ(飛び散る汗)
いやあ、これで心残りの1つが解消されました(笑)。
悲願の世界王座奪取に大興奮です。演劇

八重樫選手は、軽快なフットワークと抜群のハンドスピードの持ち主で、世界王者に相応しい戦力を備えていますが、管理人が前から不安視していたのは、ボディワークによるディフェンスです。
足を使って距離を取るスタイルですが、中間距離〜接近戦になると、まともに相手のパンチをもらう場面が目立ち、この試合でも危ない場面が何度もありました。
いつまでもフットワークで射程外にエスケープしているわけにはいきませんので、ボディワークを駆使し、打ち合いの中でも相手に打たれずに打つ技術を身につけてもらいたいと思っています。
特に、相手のパンチの威力を逸らす技術を磨いてほしいですね。
同郷のファンとして特に期待していますので、ちょっと厳しめのコメントになりましたがご容赦ください。

震災からの復興を目指す岩手に、明るい話題を届けてくれた八重樫選手。
本当にありがとう。ぴかぴか(新しい)

目指せスーパーチャンプグッド(上向き矢印)位置情報

posted by ティト at 01:42| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月03日

10月2日 WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ

10月2日

WBA世界フライ級タイトルマッチ
西岡利晃 12回判定(3−0) ラファエル・マルケス(メキシコ)


西岡 真のスピードキングだダッシュ(走り出すさま)

ラスベガス防衛の金字塔ぴかぴか(新しい)位置情報


素晴らしいの一言。手(グー)
ボクシングの本場ラスベガスでのタイトルマッチ、そしてあのマルケスに完勝できる王者が日本から出てくるとは。
本当に感慨深いです。もうやだ〜(悲しい顔)

管理人の採点は、118−110の大差で西岡選手の勝利。
テクニックとパワーを兼ね備えるマルケス選手に対し、まずテクニックで優位に立てたことが大きいです。
相手のパンチをまともにはもらわず、自分のパンチをクリーンヒットさせる確実性の高い試合運びを見せました。
研究熱心な西岡選手は、常に進化し続けられる選手ですね。右斜め上ペン
日本が誇る攻防兼備の名王者でしょう。手(チョキ)

ラファエル・マルケス選手といえば、ファン・マヌエル・マルケス選手との兄弟王者として有名で、いわゆるマルケス弟と呼ばれる名王者です。
正直、あのマルケス弟に西岡選手が勝てるのか不安でした。
バンタム級王者時代は、西岡選手が勝てなかったウィラポン・ナコンルアンプロモーション選手よりも実力はワンランク上と評価していましたので。
今は無冠とはいえ、本当に強い選手です。パンチ
S・バンタム級へ進出し、強打者イスラエル・バスケス選手との死闘などを経て、若干ディフェンスが甘くなっているところはあったかもしれません。
マニー・パッキャオ選手と激闘を繰り広げた兄のファン・マヌエル選手と今回のラファエル選手。
マルケス兄弟にとって、東洋は鬼門なのかもしれません。

西岡選手の次戦は、マニー・パッキャオの後継者と称される俊英、ノニト・ドネア選手が相手かもと噂されています。
これが実現すれば、まさにメガ・ファイト。演劇イベント
想像しただけで身震いしてしまいます。ふらふら

posted by ティト at 00:38| 岩手 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

5月7日 WBA世界バンタム級タイトルマッチ

5月7日

WBA世界フライ級タイトルマッチ
亀田興毅 11回終了TKO ダニエル・ディアス(ニカラグア)


力でねじ伏せる初防衛グッド(上向き矢印)パンチ

今日の興毅選手は、とにかくKOへのこだわりが強かったですね。ダッシュ(走り出すさま)
力を溜めて踏ん張って打ち込む場面が多かったです。
相手のパンチ力はそれほどなく、大丈夫だと思ったからかもしれませんが、前がかりになって安易にパンチをもらってしまったのは反省材料でしょう。
長谷川穂積選手がフェザー級で力勝負を挑んでうまくいかなかったように、興毅選手もこういう試合を続けるようだと危うさを感じます。
今日は完勝でしたが、次戦どのように戦うのか注目します。

体調が芳しくないので、簡単な観戦記で終了とさせてください。ふらふら

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2010年11月27日

11月26日 ダブル世界タイトルマッチ

11月26日


WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ
粟生隆寛 12回判定(3−0) ビタリ・タイベルト(ドイツ)


管理人の採点は、117−110で粟生選手の勝利。
明白に差をつけての見事な二階級制覇です。手(チョキ)

粟生選手は、3回にダウンを奪ったほか、試合全般を通じて主導権を握っていました。手(グー)
KOを意識しすぎたのか、ちょっと単発強打を狙いすぎたことが反省材料でしょうか。
でもまあ文句なしの勝利でしょう。
戦術としては、右フック・アッパーでボディ、左ストレートで顔面というパターンで着実に相手へダメージを与えていきましたね。
ルーチン・ワークのようなコンビネーションの繰り返しだったので、慣れというか、相手に12ラウンド耐えきられてしまったのが惜しかったです。
左ボディをもう少し使えていればKOできそうに見えましたが、相手のカウンターの切れ味にも怖さを感じたので、近づき際に決定的なパンチをもらわないという観点からは正しい戦術選択でした。

タイベルト選手は、パンチが多彩でディフェンス勘も良く、さすがはアマチュアでも実績のある選手だなあと思いました。
この選手は判定に強そうな先行逃げ切り型のように見えましたが、ダウンを喫して序盤からポイントでリードされてしまったのが誤算だったのでしょう。
挽回しようと強振するところで若干雑になり、クリーンヒットをもらいすぎてジリ貧になってしまった感じです。

まだまだ若い粟生選手、スーパーチャンプ目指して頑張れ。るんるん



WBC世界フェザー級タイトルマッチ
長谷川穂積 12回判定(3−0) ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)


管理人の採点は、115−112で長谷川選手の勝利。
オフィシャルの採点では余裕があったようですが、内容的には一進一退でかなりきわどい試合だったように感じました。

長谷川選手は、持ち前の回転の速い連打があまり見られず、一発に力を込めて強振するスタイルで12ラウンド通しましたね。ダッシュ(走り出すさま)
序盤からかなり大振りしていたので、試合が長引いた場合は不安だなあと思っていましたが、最後までそれほど失速しなかったのには驚きました。
珍しくクリーンヒットを何度も浴びてダメージもあったと思いますが、この試合にかける強い気迫が体を突き動かしていたように見えました。
バンタム級時代はスマートに圧倒的に勝つ試合が多かったように思いますが、この勝利はまさに気迫でつかんだ勝利でしょう。グッド(上向き矢印)
とにもかくにも、フェザー級転向第1戦は、かなり骨の折れる試合になりましたね。

ブルゴス選手は、本当に怖い選手でした。
打ち合いで長谷川選手に打ち負けていませんでしたし、鎌のような長いアッパーが何度か長谷川選手をとらえ、ヒヤヒヤさせられました。
長谷川選手にとって決して楽勝ではなかったと思います。
いやあ、世界は広いですね。
フェザー級にはこういう選手がひしめいているのかもしれません。
バッティングで減点を取られてちょっとふてくされ、ディフェンスが雑になって右目を腫らしてしまったのがマイナスでした。

いろいろなことを乗り越えての価値ある2階級制覇。
これからが長谷川選手の本領発揮となるでしょう。演劇

posted by ティト at 22:20| 岩手 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

9月25日 WBA世界フライ級タイトルマッチ

9月25日

WBA世界フライ級タイトルマッチ
亀田大毅 12回判定(3−0) 坂田健史


更新する時間がなくて1日遅れの観戦記です。

管理人の採点は、115−113で大毅選手の勝利となりました。ペン
オフィシャルの採点は大差となっていたので、坂田選手の手数よりも大毅選手の強打を評価したのだと思います。

大毅選手は、押し込まれていまひとつ持ち味を発揮できなかった感じですが、単発でも強打を確実に当てて相手のダメージを積み重ねていきましたね。
微差のラウンドをモノにする有効打が光りました。
スタミナも12ラウンドもちましたし、試合を経るごとに着実に強くなっている印象です。グッド(上向き矢印)
欲を言えばやはり手数でしょうか。
カウンターがうまく当たらなかった場合、手数が出ていないと微差のラウンドはまず持っていかれます。
世界戦で自分の思い通りに事が運ぶことは稀です。
うまくいかない場合でもポイントを取れる試合運びができれば死角がなくなってくるでしょう。

坂田選手は、ひたすら前進して精一杯手数を繰り出しました。ダッシュ(走り出すさま)
距離を詰めて相手の持ち味は封じましたが、慌て打ちが多くて相手にダメージを与えるに至らなかったのが敗因でしょう。
攻撃に重点を置きすぎて時折カウンターをまともにもらってしまい、大きくのけ反る場面も目立ちました。
両目からの出血の影響もありましたね。
管理人は坂田選手の攻撃姿勢を評価して何度か微差のラウンドを坂田選手のポイントにつけましたが、ダメージの差は明らかだったと思います。
終盤はかなり効いてしまった感じですが、最後まで攻撃姿勢を緩めなかったことは賞賛に値します。
タイトルへのあくなき執念を感じました。パンチ
ペース自体は坂田選手が握っていましたので、もう少し相手のパンチを落ち着いて外せていればもっとポイントを取れた感じはしました。
決して勝てない試合だったわけではなく、世界レベルの実力の持ち主であることは誰もが認めるところでしょう。
ファンとしては再び世界を目指してもらいたいのですが、まずはゆっくり休んでから今後のことを決めてもらいたいと思います。

posted by ティト at 23:57| 岩手 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月30日

3月27日 WBC世界フライ級王座統一戦

3月27日

WBC世界フライ級王座統一戦
ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ) 12回判定(2−0) 亀田興毅


ちょっとタイミング遅れの更新です。

管理人の採点は、115−114でポンサクレック選手の勝利。
全体的には甲乙つけがたい内容でしたが、前々からの懸念であった興毅選手の手数の少なさが如実に表れてしまいましたね。
いつもどおりにガードを固めつつ、カウンターで迎え撃つ作戦だったようですが、回転の速い連打で積極的に攻め込むポンサクレック選手に打ち負けてしまった感じです。
やはりガード主体の防ぎょで世界戦を勝ち続けるのは難しいのかなあと思った管理人でした。
ガードしている時間は守勢に回っている時間ですし、手数の多い選手との対戦ではどうしても守勢に回る時間が多くなってしまいます。
単発のカウンターで相手が止まらない場合、採点で不利になるのは致し方ないところでしょう。
一流世界王者を目指すのであれば、進化し続けなければなりません。
自分のスタイルに固執するのも個性なのでしょうが、興毅選手は進化できる選手です。
この悔しい敗戦をバネに、今後どのように進化していくのか注視したいと思います。

ポンサクレック選手は、持てる力を十分に発揮しましたね。
この選手の最大の長所は、いつかスタミナが切れるだろうと思われながら、最初から最後まで力のある連打が出続けるところです。
脇を絞ったコンパクトで回転の速い連打は、ファンから見れば爽快でしょうね。
体重移動がスムーズですので、パンチにはしっかりウエートが乗っています。
ポンサクレック選手を攻略するには、かつて内藤大助選手がそうしたように、決して打ち負けないことが必須条件でしょう。
コンビネーションで攻めて来るポンサクレック選手には、カウンターを打ち込む隙は少ないです。
内藤選手の場合は、先に手を出してポンサクレック選手の出鼻を徹底的に叩き続けました。
今回の興毅選手は、カウンターを打ち込む隙を探しているうちに、ポンサクレック選手に出鼻を叩かれてしまいました。
まずは今回のポンサクレック選手は見事だったと言うほかないでしょうね。

興毅選手、内藤選手、ポンサクレック選手の三つ巴の因縁は、まだまだ続きそうな予感がします。

posted by ティト at 03:01| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月07日

2月7日 WBA世界フライ級タイトルマッチ

2月7日

WBA世界フライ級タイトルマッチ
亀田大毅 12回判定(3−0) デンカオセーン・カオウィチット(タイ)


日本初の兄弟王者誕生手(チョキ)グッド(上向き矢印)位置情報


試合後の大毅選手の涙を見て管理人も思わずもらい泣きしてしまいました。
管理人の採点は、117−109で大毅選手の勝利。ペン
今日はジャブがよく出ていたのが今までとの大きな違いですね。
何もアクションを起こさない時間帯がなくなり、微差のラウンドを取れるようなスタイルに変貌しつつあるようです。
打ち合いでも打ち負けませんでしたし、危ない場面はありませんでした。
何より、デンカオセーン選手をよく研究したことがうかがえました。
相手のクリンチにどう対応するのか注目していましたが、今日はとにかく揉みあいには付き合わない姿勢が貫徹されていました。
以前ですとクリンチされると無理に押し返そうとして時間と労力だけが浪費されていましたが、今日は逆にクリンチされると脱力して揉み合いには付き合わない意思をアピールしていた感じです。
こういう対策もあるもんだなあと感心しました。
揉みあいに付き合わない意思が鮮明に現れていましたので、デンカオセーン選手のクリンチやホールドだけが目立ち、レフェリーから2点の減点まで引き出しました。
ちょっとアピールし過ぎの感もありましたが、世界戦ではこれくらいしたたかに臨まなければなりません。
手数が少なく、余力を残して試合を終えてしまう課題は残っていますが、まだまだ強くなるスケール感は十分。右斜め上
念願の王者となって自信を大きく増したであろう大毅選手の今後に大注目ですね。ダッシュ(走り出すさま)

デンカオセーン選手は、今日はいいところなしで敗れ去りました。
坂田健史選手を倒した時のようなパワーは感じませんでしたし、大毅選手に対するアドバンテージポイントと思われた手数も少なかったです。
前回同様のクリンチとホールドで相手の勢いを削ぐ戦法だけではちょっと厳しかったですね。
ホールドで2度減点されたショックはありありで、それを盛り返す精神力にも欠けていた感じです。

大毅選手の次戦の相手は坂田健史選手とのこと。
ファイター同士のぶつかり合いで好試合必至ですね。パンチ

posted by ティト at 22:34| 岩手 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

11月29日 WBC世界フライ級タイトルマッチ

11月29日

WBC世界フライ級タイトルマッチ
亀田興毅 12回判定(3−0) 内藤大助


外出先から急いで帰ってきて何とか生中継に間に合った管理人です。
やはりこのビッグマッチは生で見てこそ価値がありますからね。ぴかぴか(新しい)

試合は判定決着となりましたが、管理人の採点は117−111で興毅選手の勝利。

興毅選手は、対ランダエタ第2戦時に見せたようなクレバーな戦い方で老獪な内藤選手に対抗しました。
国民大注目のビッグマッチということで、相打ち上等のラフなインファイトを仕掛けることも予想されましたが、今回は終始冷静でクリーンなアウトボクシングが光っていました。
自己制御が徹底していましたね。
内藤選手がくっつこうとする瞬間に必ず左ショートカウンターを狙っていたので、打ちながらクリンチしてポイントを稼ぐ内藤選手得意のラフファイトは完全に封じられました。
やや手数が少なかったことだけが課題となりましたが、有効打の差は歴然だったと思います。
打たれずに打つ距離感をつかむセンスに感心。
この選手はまだまだ強くなりますね。グッド(上向き矢印)

内藤選手、いつもながらの全力ファイトで若い興毅選手に最後まで肉薄しました。
余力を残さずに試合を終えるゲームメイク感覚はさすがでしたね。
内藤選手の必勝パターンは、序盤にポイントをリードし、焦って出てくる相手を余裕を持って迎え撃つ展開。
今回は序盤で興毅選手の左ショートをまともに受けてしまい、ポイントを取れずに逆に自分から前に出なければならない展開になってしまいました。
清水智信選手との防衛戦で露呈した自分から追う場面での策の無さを今回も突かれてしまった感じです。
12ラウンドを戦ってスタミナを使い切ったと思いますが、手ごたえのあるパンチを当てることができず、内藤選手としては当然ながら不完全燃焼の試合だったことでしょう。
年齢的なこともあり、引退か現役続行かといやがおうにもクローズアップされるかと思いますが、まずはじっくり体を休めてから考えてください。

posted by ティト at 23:18| 岩手 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月13日

10月10日 ダブル世界タイトルマッチ

所用で留守にしていたため、だいぶタイミング遅れのビデオ観戦となりました。あせあせ(飛び散る汗)


10月10日

WBC世界S・フェザー級タイトルマッチ
ファン・カルロス・サルガド(メキシコ) 1回TKO ホルヘ・リナレス

リナレス選手、まさかの陥落です。
初回73秒で沈むとは・・・。
試合開始早々、フットワークがちょっと重いかなあと思っていたところ、サルガド選手の左フックがまともにテンプルに入ってダウン。
それほど強烈な1発だとは思わなかったので、足を使ってこの回を凌げば大丈夫だと思いましたが、完全に効いていたようで、棒立ちのままなすすべなく連打を追撃されて試合終了となりました。
うーむ、この試合はどう論評してよいのかわからない管理人です。


新王者のサルガド選手について、特長をつかむには至りませんでしたが、パンチにはしっかりウエートが乗っており、フォロースルーを効かせて打ち抜いてくる感じですね。
詰めも非常に鋭かったです。
次戦でじっくり観察してみたいと思います。



WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ
西岡利晃 3回終了TKO イバン・エルナンデス(メキシコ)

西岡選手のどっしり落ち着いた試合運びが光りました。
距離感抜群でしたし、危な気はなかったと思います。
3回の左カウンターは、テレビからもバチーンという音が聞こえてくるほどの強烈な1発でしたが、アゴの骨が折れていたんですね。ふらふら
敵地で強豪ジョニー・ゴンザレスを倒した西岡選手の左には、絶対的な自信が漲っている感じです。グッド(上向き矢印)
国際的な評価もうなぎ上りでしょうし、今後のビッグマッチが期待されますね。るんるん

エルナンデス選手は、鋭く伸びる多彩な左を駆使して西岡選手に対抗。
ボディバランスが良く、さすが元王者と思わせるテクニックを見せました。
3回に西岡選手の左カウンターをもらった後、明らかに弱気に下がり始めたので効いているのだと思いましたが、アゴの激痛に耐えて戦っていたわけで、精神力でこの回を凌いだのでしょう。
怪我をしっかり治してからの再浮上も十分考えられる実力者だと感じました。

posted by ティト at 23:53| 岩手 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

10月6日 WBA世界フライ級タイトルマッチ

10月6日

WBA世界フライ級タイトルマッチ
デンカオセーン・カオウィチット(タイ) 12回判定(2−0) 亀田大毅


管理人の採点は、115−113で大毅選手の勝利。
先に手を出してガードの上からでも派手なパンチをまとめたデンカオセーン選手と、捨てパンチを打たずに確実にカウンターを当てた大毅選手。
毎ラウンド首をひねりながらポイントをつけなければならない拮抗した試合でしたが、オフィシャルの採点は僅差でデンカオセーン選手を支持。

大毅選手、本当に惜しかった。
試合を終え、よりダメージを負ってスタミナも切れていたのはデンカオセーン選手だったと思いますが、今までの試合で何度も言っているとおり、ボクシングはそれで勝敗の決まるスポーツではありません。
12ラウンドを終え、どんなに不格好であろうと1ポイントでも相手を上回っている者が勝者となるのがボクシング。
大毅選手にはそういう意識というか執念が欠けていましたね。
打ったらすぐにクリンチやホールドを繰り返すデンカオセーン選手の老獪なボクシングに対し、何もアクションを起こさない無為な時間を多く費やしてしまった感じです。
カウンター気味にクリーンヒットは当てていましたが、ポイントを明確に取るためにはあまりにも手数が少なすぎました。
世界王者になるための戦力を十分に持っていることは証明できたと思いますので、近いうちに3度目のチャンスは訪れることでしょう。

デンカオセーン選手は、崩れそうで崩れませんでしたね。
あまり器用な選手というイメージはなかったのですが、今日の試合運びは、WBC王者の内藤大助選手を連想させるような老獪さを見せました。
スタミナが切れた終盤は、先に手を出した後にクリンチやホールドで相手の手数を封じるいやらしいボクシングに徹していました。
王者となってボクシングの幅は広がっているようです。
強打で相手を追い詰めるスタイルだけではなく、内藤選手のように苦しい試合を凌ぐしたたかさが身についてきました。
今後も日本人選手の壁となって立ちふさがりそうですね。

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2009年07月14日

7月14日 トリプル世界タイトルマッチ

7月14日

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
長谷川穂積 1回KO ネストール・ロチャ(米)


何も言うことはありません。
長谷川選手、とにかく強いです。パンチグッド(上向き矢印)
今回は、警戒して出てこない相手に対し、自ら仕掛けて倒したところに価値があります。
もはや粗を探すことすらできない王者ですね。グッド(上向き矢印)



WBC世界フェザー級タイトルマッチ
エリオ・ロハス(ドミニカ) 12回判定 粟生隆寛


管理人の採点では、116−111でロハス選手の勝利。
ロハス選手、攻防兼備の好選手ですね。
ディフェンスに軸足を置きながらも、攻撃する時の踏み込みは鋭く、パンチが伸びてきました。
粟生選手はとにかく手数が出ませんでしたね。
カウンターで1発強いパンチを当ててから畳み掛けるつもりだったようですが、ロハス選手のようにボディワークが機敏で勘の良い選手に対し、ワンパンチを起点に崩すことは困難でしょう。
ポイントで先行し、相手が焦ってラフになったところをしたたかに突いてほしいと思っていましたが、ロハス選手にそれをやられてしまいましたね。
両者の能力に有為な差は感じられず、戦い方次第で逆の結果も有り得ると思いました。
進化する天才、粟生選手の巻き返しを大いに期待しています。



WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
ローマン・ゴンザレス(ニカラグア) 12回判定 高山勝成

ダイジェストでしか見られなかったので詳しい試合内容はわかりませんが、強打のゴンザレス選手と手数の高山選手の拮抗した試合展開だったようです。
高山選手は、パンチの効果であと一歩及ばなかったようですが、いつでも世界王者を狙える実力者ぶりを発揮してくれたように思います。
まだ若いですし、世界戦のチャンスは必ずまたやってくるでしょう。

posted by ティト at 22:46| 岩手 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

5月26日 WBC世界フライ級タイトルマッチ

5月26日

WBC世界フライ級タイトルマッチ
内藤大助 12回判定(3−0) 熊朝忠(中国)


1日遅れの感想です。
管理人の採点は、113−112で内藤選手の勝利。
オフィシャルの採点よりは差が小さくなりました。
試合内容としては、内藤選手が「とにかく勝った」という一点のみに尽きるでしょう。
序盤は、内藤選手が精力的に自分から仕掛ける快調な滑り出しでしたが、4回終了の公開採点でリードを伝えられると、5回以降はバックステップを踏み続けて早くも逃げ切り体制のボクシングになってしまいました。
距離を取って油断したのか、6回には踏み込みの良い熊選手の右オーバーハンドを避け損なってダウン。
大ピンチに陥りましたが、足はしっかり動いていましたので、徹底的なバックステップとなりふり構わぬクリンチでどうにか凌ぎきりました。
必死に迫る熊選手と、ヒット&アウェイの内藤選手。
お互いスタミナを使い果たして試合終了ゴングが鳴りました。
より大きなダメージを与えたのは熊選手でしたが、ボクシングはダメージの寡多で勝敗が決まるスポーツではなく、老獪に戦った内藤選手が僅差で判定をモノにしました。
管理人は、いわゆるマラソンボクシングはあまり好きではありませんが、内藤選手のどんな形でも勝ちたいという執念にはいつもながら頭が下がります。
打たれながら前に出て、惜しくも善戦で終わってしまう日本人選手があまりにも多いので、内藤選手のような老獪な選手はむしろ新鮮に映りますね。
負けない王者として、このまま長期政権を築いてもらいたいところです。

熊選手は、体格には恵まれていませんが、踏み込みが良くてロングパンチに威力のある好ファイターですね。
防御勘も良いですし、打たれ強さも備えています。
課題としては、接近戦で意外と手が出ない感じでしたし、安易にクリンチを許してしまうところがありました。
ボディも少ないですね。
手数と上下の打ち分け、クリンチを振りほどいて打つ老獪さがあればさらに怖い選手になるでしょう。

posted by ティト at 23:17| 岩手 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月26日 WBC世界フライ級タイトルマッチ

5月26日

WBC世界フライ級タイトルマッチ
内藤大助 12回判定(3−0) 熊朝忠(中国)


1日遅れの感想です。
管理人の採点は、113−112で内藤選手の勝利。
オフィシャルの採点よりは差が小さくなりました。
試合内容としては、内藤選手が「とにかく勝った」という一点のみに尽きるでしょう。
序盤は、内藤選手が精力的に自分から仕掛ける快調な滑り出しでしたが、4回終了の公開採点でリードを伝えられると、5回以降はバックステップを踏み続けて早くも逃げ切り体制のボクシングになってしまいました。
距離を取って油断したのか、6回には踏み込みの良い熊選手の右オーバーハンドを避け損なってダウン。
大ピンチに陥りましたが、足はしっかり動いていましたので、徹底的なバックステップとなりふり構わぬクリンチでどうにか凌ぎきりました。
必死に迫る熊選手と、ヒット&アウェイの内藤選手。
お互いスタミナを使い果たして試合終了ゴングが鳴りました。
より大きなダメージを与えたのは熊選手でしたが、ボクシングはダメージの寡多で勝敗が決まるスポーツではなく、老獪に戦った内藤選手が僅差で判定をモノにしました。
管理人は、いわゆるマラソンボクシングはあまり好きではありませんが、内藤選手のどんな形でも勝ちたいという執念にはいつもながら頭が下がります。
打たれながら前に出て、惜しくも善戦で終わってしまう日本人選手があまりにも多いので、内藤選手のような老獪な選手はむしろ新鮮に映りますね。
負けない王者として、このまま長期政権を築いてもらいたいところです。

熊選手は、体格には恵まれていませんが、踏み込みが良くてロングパンチに威力のある好ファイターですね。
防御勘も良いですし、打たれ強さも備えています。
課題としては、接近戦で意外と手が出ない感じでしたし、安易にクリンチを許してしまうところがありました。
ボディも少ないですね。
手数と上下の打ち分け、クリンチを振りほどいて打つ老獪さがあればさらに怖い選手になるでしょう。
posted by ティト at 23:14| 岩手 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月13日

3月12日 WBC世界バンタム級、フェザー級ダブルタイトルマッチ

3月12日

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
長谷川穂積 1回TKO ブシ・マリンガ(南アフリカ)

電光石火の長谷川だ雷exclamation×2 磐石の3連続KO防衛パンチ

初回に3度のダウンを奪ってのTKO。
見事なまでに文句なし。演劇
管理人が感想を述べるまでもないでしょう。
具志堅用高さんの最多防衛記録を塗り替えるのはこの男になりそうです。グッド(上向き矢印)


WBC世界フェザー級タイトルマッチ
粟生隆寛 12回判定(3−0) オスカー・ラリオス(メキシコ)

日本人キラーを退治ダッシュ(走り出すさま) 大器がついに世界の頂点へ位置情報

前回の対戦で、ダウンを奪いながら僅差の判定で涙を呑んだ粟生選手が、宿敵ラリオスを序盤から圧倒。
大差の判定勝利で念願の世界タイトルを手に入れました。手(チョキ)
しかし粟生選手の学習能力の高さには目を見張りますね。ひらめき
最近の粟生選手の試合を見ると、一歩一歩強くなるというよりは、1段飛ばし2段飛ばしで強くなっている印象です。飛行機
スポンジが水を吸収するかのごとく進化を続けていますね。
前回の世界初挑戦では、ダウンを奪った後にKOを狙うあまり上体だけが前に突っ込んで手が出ない状態になってしまいましたが、その反省点を今回はクリアしてみせました。ペン
プレッシャーをかけながらも重心は常にニュートラルで、バランスを崩さずに間断なく手数を出すことができたようです。手(グー)
引かば押せ、押さば引けの鉄則を忠実に遂行していた感じです。
カウンターを合わせる勘は元々ずば抜けたものがありましたが、それに加え、パンチ力自体が大きく増していますね。パンチ
体つきもだいぶビルドアップされているようです。
粟生選手のパンチがクリーンヒットする度にラリオス選手は体勢を崩す感じでしたし、パワーでも名王者ラリオス選手を凌駕していたと思います。
下から突き上げるような鋭いジャブで何度もラリオス選手の顔を跳ね上げていたのが印象的でした。
ちなみに、管理人の採点は119−108で粟生選手の勝利。
10回終了間際に1発だけまともにカウンターをもらってぐらつき、ヒヤッとしましたが、その他はピンチらしいピンチもありませんでしたね。
最終回にはダウンを奪ってKO勝利の期待が高まりましたが、スタミナ切れで追撃ならず。
まあ試合終了でスタミナをちょうど使い切ったわけですから、素晴らしい試合運びだったということでしょう。
この選手はまだまだ強くなりますね。右斜め上

今まで日本人選手をことごとく撃退してきたラリオス選手ですが、今回はさすがに脱帽でしょう。
日本のファンにとっては憎っくき選手ながら、新王者粟生選手の勝利を称える紳士的な姿には清々しさを感じました。ぴかぴか(新しい)
心身ともに一流の選手ですね。
posted by ティト at 23:50| 岩手 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

亀田興毅 世界前哨戦

3月4日

フライ級ノンタイトル10回戦
亀田興毅 2回TKO ドローレス・ビダル(メキシコ)


久々に民放テレビ番組で見ることのできた試合がこの試合です。
それがノンタイトル戦なのですから、亀田選手は地方在住の管理人にとって本当に貴重な選手です(笑)。

試合内容ですが、文句のつけどころはないでしょう。
相手との実力差は明らかにありましたが、それを割り引いても素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。音楽
試合枯れを心配していましたが、確実に進化していますね。グッド(上向き矢印)
以前のように猪突猛進スタイルではなく、プレッシャーをかけながらも距離をしっかりキープできていました。
フットワークを重点的に磨いてきたようですね。くつ
今日は、引かば押せ、押さば引けという基本に忠実なボクシングでした。
細かい連打でダメを押す詰めの鋭さも見事でしたし、勝負どころを見逃さないしたたかさを十分に見せてくれました。
WBA王者デンカオセーン選手への挑戦話がこじれる中で、なんとなく今日の試合からは、迎え撃つボクシングが持ち味のWBC王者内藤選手との対戦をイメージしているのかなあと感じました。
とにもかくにも次は世界戦とのこと。
準備は万端に整ったと管理人は思った次第です。


セミファイナルでは、亀田3兄弟の次男、亀田大毅選手が登場。
久々に大毅選手を見ましたが、この選手も大きく進化しています。右斜め上
興毅選手同様、フットワークに磨きをかけてきたようですし、ボディワークやフェイントなど、試合の組み立てを考えながら戦っている意図が見えました。
ポイントも取れていたようですし、かつての八方破れのブルファイタースタイルからは脱却していますね。
曲者の元世界王者ワンディ・シンワンチャー選手(タイ)を6回KOで仕留めたのは見事。パンチ
世界を狙える逸材であることは間違いないでしょう。exclamation×2
posted by ティト at 22:20| 岩手 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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