2013年12月09日

12月3日 トリプル世界タイトルマッチ

12月3日


IBF世界S・フライ級タイトルマッチ
リボリオ・ソリス(ベネズエラ) 12回判定(2−1) 亀田大毅


ビデオ観戦でして、だいぶタイミング遅れの更新です。

管理人の採点は、115−113でソリス選手の勝利。
お互いに決め手を欠き、非常に競った内容になりました。

大毅選手の敗因は、誰が見ても手数の少なさ。バッド(下向き矢印)
要所で単発のパンチを当てるものの、追い打ちがなく、手を出さずに見ている時間が多すぎました。
接近してからのもみ合いも多く、いたずらにスタミナを浪費してしまった印象です。
世界戦レベルで、ワンパンチKOがピシャリと決まることは稀であり、今のままのスタイルで世界タイトルを防衛し続けられるほど、ボクシングは甘くありません。
ポイントを取られても、最後にワンパンチ逆転KOなどというのは、漫画の世界の話だけでしょう。
大毅選手のボクシングは、カウンターのビッグパンチを決めて相手が効いたところに追い打ちをかけるボクシング。
カウンターを狙い過ぎ、相手が手を出してからでないと自分も手を出せないという繰り返しでは、ポイントは取れませんし、KOにもつながりません。
しっかりとジャブをついて機先を制し、かいくぐって出てくる相手にカウンターを合わせるという意識がなければ、今後も苦しい戦いが続くことが容易に予想できます。
体力は十分にあるわけですから、その長所を生かす柔軟な思考がもっと必要だろうと思いました。
未完の大器で終わらない今後の成長を大いに期待します。

ソリス選手は、計量に失敗する大失態を犯し、リミットを作る努力も放棄するという、ボクサーにあるまじき姿勢でリングに上がりました。
チャンピオンである資格はないと個人的に思いましたが(実際に王座剥奪ですが・・・。)、試合では勝利への執念が大毅選手より若干上回っていましたね。
重そうなパンチを繰り出し、常に先手先手で攻めていったことが、微差のラウンドを制した要因でしょう。
しかし、正直、こういう試合の勝敗は参考外だと思います。
お互い平等なコンディションでの再戦を強く希望します。exclamation×2



WBO世界バンタム級タイトルマッチ
亀田和毅 12回判定(3−0) イマヌエル・ナイジャラ(ナミビア)


管理人の採点は120−108のフルマークで和毅選手の勝利。ペン
両者ともシャープなパンチを繰り出すレベルの高い戦いでしたが、フットワークと要所での回転力に上回った和毅選手が、微差のラウンドを着実に全て制しました。

和毅選手は、本当にセンス抜群ですね。
距離勘が非常に良く、打ってはサイドに回り、再び連打につなげる波状攻撃でペースを握り続けました。ダッシュ(走り出すさま)
KOを狙う意識が強過ぎたのか、パンチの強弱がなく、力任せの強打を相手に耐えられてしまったことが唯一の反省材料でしょうか。
もっとしつこく連打を繰り出してストップを呼び込むような展開を見たかったですね。
やや前がかりになりながらも、ディフェンスへの意識はおろそかにならず、相手に付け入る隙を与えなかったことは見事です。
この選手には、長期政権はもちろんのこと、統一戦や複数階級制覇も当然視野に入っていることでしょう。
これから訪れるであろうビッグマッチの実現を期待しましょう。演劇

ナイジャラ選手は、よく伸びるパンチを間断なく繰り出す危険な挑戦者でした。
フットワークで和毅選手についていくことができず、受け身に回ってしまったことが敗因ですが、近いうちに世界王者になれる逸材と感じました。
再び日本人選手と戦う機会があるかもしれませんね。



IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
高山勝成 12回判定(3−0) ビルヒリオ・シルバノ(比)


管理人の採点は120−108のフルマークで高山選手の勝利。
ほぼ一方的な展開での高山選手の快勝でした。右斜め上

高山選手は、軽快なフットワークに乗ってあらゆる角度から間断なくパンチを繰り出し、相手に反撃する暇を与えませんでしたね。soon
ダウンこそ取れませんでしたが、打って打って打ちまくる、見ていて気持ちの良いボクシングを展開しました。
この手数を興毅選手と大毅選手には見習ってほしいと思いました。
また、新井田選手に惜敗した頃と比べると、ディフェンス技術の向上が著しく、フットワークとボディワークを駆使してパンチをまともにもらわらなくなったのは非常に大きいです。
打ちつ打たれつで激闘王と呼ばれた高山選手ですが、今は、一方的に相手を打ちつける凄味が出てきたように思います。
敵地でも勝ちきるボクシングができる選手でしょう。
多くの経験を積んだ苦労人ですし、これからも特に応援したい選手です。
あとはWBOの王座を奪取すれば、日本人初の主要4団体制覇王者になれますね。手(チョキ)

posted by ティト at 01:54| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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