2013年12月09日

12月6日 WBC世界フライ級タイトルマッチほか

WBC世界フライ級タイトルマッチ
八重樫東 12回判定(3−0) エドガル・ソーサ(メキシコ)


管理人の採点は116−112で八重樫選手の勝利。ペン
難敵相手の見事な防衛でした。

八重樫選手は、軽快なフットワークを駆使し、距離を終始支配しました。くつ
さっと近づいてはコンパクトなパンチをヒットさせ、相手が打ち返す時にはもう目の前にいないという丁寧な作業を繰り返してポイントを積み重ねましたね。
全身の瞬発力は見事で、瞬時に切り返す足運びは、バスケット選手の素早さでした。ダッシュ(走り出すさま)
決してエスケープに徹したわけではなく、踏み込むパンチに迫力があったので、相手は容易に近づけませんでした。
世界トップレベルの難敵を相手の完勝ですし、今後のビッグマッチへの期待は非常に高いですよね。
同郷のファンとして誇らしいかぎりです。わーい(嬉しい顔)

ソーサ選手は、綺麗なフォームから伸びの良いパンチを繰り出し、本当に怖い選手でした。
ディフェンスも良く、八重樫選手がペースを握りながらも、KOできる気配はありませんでしたね。
攻防兼備の名選手という評価は伊達ではありません。
八重樫選手にとって、井岡一翔選手に匹敵する難敵だったように思います。

岩手の生んだ名王者が、これからさらにどのように高みに駆け上がっていくのか、ワクワクしながら追いかけたいと思います。音楽


東洋太平洋L・フライ級タイトルマッチ
井上尚弥 5回TKO ヘルソン・マンシオ(比)


怪物が本領発揮。ドコモポイント
タフな相手を打ち崩し、嵐の連打でストップを呼び込む快勝でした。

井上選手の長所は、相手の空いている場所を的確に狙えるフレキシビリティだと思います。
ストレートを打つべき時にはストレート、アッパーを打つべき時にはアッパー、決める時には連打と、多彩なパンチを最適なタイミングで出せるのが強みです。パンチ
相手が引けば押し、出てくれば引くといった感じで、機を見るに敏なボクシング勘を持っていますね。on
常に手を出し、相手を休ませないアクティブなスタイルですので、見ているファンとしてもエキサイティングに感情移入できますし、まさにスター候補でしょう。

誰が相手だとしても、次戦で世界王座を十分に狙えるレベルに到達しているように見えました。
日本最速の6戦目での世界王座奪取を期待しましょう。位置情報


ミドル級ノンタイトル8回戦
村田諒太 8回TKO デイブ・ピーターソン(米)


ロンドン五輪金メダリストの村田選手が、やや苦戦しながらも力で外国人選手をねじ伏せました。

村田選手は、自信満々に前進し、重そうなパンチを力いっぱい叩きつける試合運び。手(グー)
ポイントは取れていたと思いますが、ガードの上から相手のパンチを受けてしまう場面が多く、手数を出すことができずにラウンドが進んでしまった印象です。
今の村田選手のボクシングは、ガードでパンチを受け止めてから、溜めた強打でねじ伏せるというヘビー級のようなスタイル。
しかし、ミドル級では、そのようなボクシングにお付き合いしてくれる世界王者はいません。
体のバネと柔軟性を生かして戦う選手が主流ですので、今のままでは、この先の苦戦が容易に想像できるでしょう。
今回の試合は、それがわかったことが一番の収穫だと思います。ふくろ
村田選手は、鈍重な選手では決してありませんので、次戦では必ずや進化した姿を見せてくれるはず。
フットワークとボディワークを重点的に意識してもらいたいです。
それにしても、好機での詰めの鋭さは非常に迫力がありますね。爆弾
パワーでは既にワールドクラスに到達しているように見えました。

間違いなく世界王者を狙える逸材。
ゴールデンボーイが世界を席捲する日が楽しみです。ぴかぴか(新しい)
個人的に、来年末あたりには世界タイトルマッチを組めるような位置にいるのではないかと予想しています。

posted by ティト at 02:00| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12月3日 トリプル世界タイトルマッチ

12月3日


IBF世界S・フライ級タイトルマッチ
リボリオ・ソリス(ベネズエラ) 12回判定(2−1) 亀田大毅


ビデオ観戦でして、だいぶタイミング遅れの更新です。

管理人の採点は、115−113でソリス選手の勝利。
お互いに決め手を欠き、非常に競った内容になりました。

大毅選手の敗因は、誰が見ても手数の少なさ。バッド(下向き矢印)
要所で単発のパンチを当てるものの、追い打ちがなく、手を出さずに見ている時間が多すぎました。
接近してからのもみ合いも多く、いたずらにスタミナを浪費してしまった印象です。
世界戦レベルで、ワンパンチKOがピシャリと決まることは稀であり、今のままのスタイルで世界タイトルを防衛し続けられるほど、ボクシングは甘くありません。
ポイントを取られても、最後にワンパンチ逆転KOなどというのは、漫画の世界の話だけでしょう。
大毅選手のボクシングは、カウンターのビッグパンチを決めて相手が効いたところに追い打ちをかけるボクシング。
カウンターを狙い過ぎ、相手が手を出してからでないと自分も手を出せないという繰り返しでは、ポイントは取れませんし、KOにもつながりません。
しっかりとジャブをついて機先を制し、かいくぐって出てくる相手にカウンターを合わせるという意識がなければ、今後も苦しい戦いが続くことが容易に予想できます。
体力は十分にあるわけですから、その長所を生かす柔軟な思考がもっと必要だろうと思いました。
未完の大器で終わらない今後の成長を大いに期待します。

ソリス選手は、計量に失敗する大失態を犯し、リミットを作る努力も放棄するという、ボクサーにあるまじき姿勢でリングに上がりました。
チャンピオンである資格はないと個人的に思いましたが(実際に王座剥奪ですが・・・。)、試合では勝利への執念が大毅選手より若干上回っていましたね。
重そうなパンチを繰り出し、常に先手先手で攻めていったことが、微差のラウンドを制した要因でしょう。
しかし、正直、こういう試合の勝敗は参考外だと思います。
お互い平等なコンディションでの再戦を強く希望します。exclamation×2



WBO世界バンタム級タイトルマッチ
亀田和毅 12回判定(3−0) イマヌエル・ナイジャラ(ナミビア)


管理人の採点は120−108のフルマークで和毅選手の勝利。ペン
両者ともシャープなパンチを繰り出すレベルの高い戦いでしたが、フットワークと要所での回転力に上回った和毅選手が、微差のラウンドを着実に全て制しました。

和毅選手は、本当にセンス抜群ですね。
距離勘が非常に良く、打ってはサイドに回り、再び連打につなげる波状攻撃でペースを握り続けました。ダッシュ(走り出すさま)
KOを狙う意識が強過ぎたのか、パンチの強弱がなく、力任せの強打を相手に耐えられてしまったことが唯一の反省材料でしょうか。
もっとしつこく連打を繰り出してストップを呼び込むような展開を見たかったですね。
やや前がかりになりながらも、ディフェンスへの意識はおろそかにならず、相手に付け入る隙を与えなかったことは見事です。
この選手には、長期政権はもちろんのこと、統一戦や複数階級制覇も当然視野に入っていることでしょう。
これから訪れるであろうビッグマッチの実現を期待しましょう。演劇

ナイジャラ選手は、よく伸びるパンチを間断なく繰り出す危険な挑戦者でした。
フットワークで和毅選手についていくことができず、受け身に回ってしまったことが敗因ですが、近いうちに世界王者になれる逸材と感じました。
再び日本人選手と戦う機会があるかもしれませんね。



IBF世界ミニマム級タイトルマッチ
高山勝成 12回判定(3−0) ビルヒリオ・シルバノ(比)


管理人の採点は120−108のフルマークで高山選手の勝利。
ほぼ一方的な展開での高山選手の快勝でした。右斜め上

高山選手は、軽快なフットワークに乗ってあらゆる角度から間断なくパンチを繰り出し、相手に反撃する暇を与えませんでしたね。soon
ダウンこそ取れませんでしたが、打って打って打ちまくる、見ていて気持ちの良いボクシングを展開しました。
この手数を興毅選手と大毅選手には見習ってほしいと思いました。
また、新井田選手に惜敗した頃と比べると、ディフェンス技術の向上が著しく、フットワークとボディワークを駆使してパンチをまともにもらわらなくなったのは非常に大きいです。
打ちつ打たれつで激闘王と呼ばれた高山選手ですが、今は、一方的に相手を打ちつける凄味が出てきたように思います。
敵地でも勝ちきるボクシングができる選手でしょう。
多くの経験を積んだ苦労人ですし、これからも特に応援したい選手です。
あとはWBOの王座を奪取すれば、日本人初の主要4団体制覇王者になれますね。手(チョキ)

posted by ティト at 01:54| 岩手 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。